Effect of Parental Perception on the Prevalence of Adolescent Internet Gaming Disorder During the COVID-19 Pandemic
1. Rolland B, Haesebaert F, Zante E, Benyamina A, Haesebaert J, Franck N. Global changes and factors of increase in caloric/salty food intake, screen use, and substance use during the early COVID-19 containment phase in the general population in France: survey study. JMIR Public Health Surveill 2020…
- Lee, S., Yoo, S.-K., Son, Y. D., Kim, S. M., & Han, D. H. (2022). Effect of Parental Perception on the Prevalence of Adolescent Internet Gaming Disorder During the COVID-19 Pandemic. Psychiatry Investigation, 19(5), 348–355. https://doi.org/10.30773/pi.2021.0260
目的
コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック時に、思春期の子どもたちのインターネット利用やゲーム時間が増加したことがいくつかの研究で明らかにされている。保護者のインターネットリテラシーやインターネットゲームに対する態度は、子どものインターネットゲーム行動症(IGD)に影響を与えることが報告されている。我々は、親のインターネット利用やゲームに対する態度が、青少年のIGDの有病率に影響を及ぼすと仮定した。
調査方法
インターネットゲームをする子どもを持つ母親199名を対象に、人口統計学的特徴、子どものインターネット利用パターン、心理的要因、インターネットゲームリテラシーに関する情報を収集するためにオンライン調査を実施した。
結果
青少年では、インターネット利用やゲーム時間の増加はIGDと関連しなかったが、注意欠陥多動性障害(ADHD)の有無は関連した。親では、不安、抑うつ、家族の一体感はIGDと関連しなかったが、ゲームに対するポジティブな認識はIGDの発症を防ぐが、ネガティブな認識はIGDの危険因子であった。
結論
ADHDはIGDの危険因子である可能性があるが、ゲーム時間の増加は青年期のIGDの原因でも相関もない。ゲームに対する親の肯定的・否定的な認識は、それぞれ子どものIGDの発症を予防する、あるいは危険因子となり得る。