To identify subgroups of people with internet gaming disorder (IGD) based on addiction-related resting-state functional connectivity and how these subgroups show different clinical correlates a…
- Wang, Z., Potenza, M. N., Song, K., Dong, G., Fang, X., & Zhang, J. (2022). Subgroups of internet gaming disorder based on addiction‐related resting‐state functional connectivity. Addiction, add.16047. https://doi.org/10.1111/add.16047
目的
インターネットゲーム障害(IGD)患者の嗜癖関連安静時機能的結合に基づくサブグループを同定し、これらのサブグループが臨床的相関および治療に対する反応をどのように異ならせるかを明らかにする。
デザイン
2つの機能的磁気共鳴画像法(fMRI)データセットの二次解析。
設定
中国、浙江省、北京。
参加者
IGD患者169名と対照者147名。
測定方法
k-Meansアルゴリズムおよびサポートベクター機械学習アプローチにより、IGD被験者のサブグループを同定した。これらのグループは、渇望、行動の活性化と抑制、感情調節、手がかり反応、推測に関連する測定に関して検討された。
所見
IGDを持つ被験者の2つのグループが同定され、以前に嗜癖に関係した脳ネットワークにおける接続性の明確なパターンによって定義された:サブグループ1(「渇望関連サブグループ」)およびサブグループ2(「混合心理サブグループ」)であった。IGDのクラスタリングにより、10倍検証(n = 218)およびサンプル外再現(n = 98)データセットにおいて、IGDサブグループに対して高い感度と特異度を有する診断分類法を開発することができた。サブグループ1は、高い渇望スコア、fMRI中の手がかり反応、渇望行動介入療法への反応性によって特徴づけられる。サブグループ2は、高い渇望、行動抑制および活性化スコア、非適応的感情調節戦略、および推測タスクfMRI測定によって特徴付けられる。サブグループ1とサブグループ2は、重なり合うネットワークにおいて、大きく反対の機能的結合パターンを示した。
結論
インターネットゲーム障害には2つのサブグループが存在し、それぞれ異なる脳機能的結合パターンを有し、臨床症状プロファイルや性別構成が異なることがわかった。