大学生におけるスマートフォン・アディクションに影響を与える要因について(韓国語)

  • Cho, G.-Y., & Kim, Y.-H. (2014). Factors Affecting Smartphone Addiction among University Students. Journal of the Korea Academia-Industrial Cooperation Society, 15(3), 1632–1640. https://doi.org/10.5762/KAIS.2014.15.3.1632

本研究は、大学生のスマートフォン嗜癖症に影響を与える要因を調査し、スマートフォン嗜癖予防の介入プログラム開発のためのデータを提供するために実施された。データは354人の大学生から収集し、SPSS 18.0プログラムを用いてt検定と重回帰分析を行った。スマートフォン嗜癖率は27.4%で、高リスク群率が6.2%、潜在リスク群率が21.2%であった。スマートフォン嗜癖の有意な要因は、性別( =0.149, p<.001)、1週間の平均使用時間( =0.292, p=.001)、週末の平均使用時間( =0.390, p<.001)、スマートフォン使用時の手首の痛み( =0.390, p<.001)、スマートフォン使用時の手首の痛み(=0.148、p<.001)、スマートフォン使用時の事故(=0.133、p=.002)、社会性(=-0.099、p=.029)、衝動性(=0.211、p<.001)、SNS嗜癖(=0.376、p<.001)であった。そして、これらの要因は、スマートフォン嗜癖の分散の43.3%を説明した。結論として、本研究の結果は、スマートフォン依存症に影響を与えるこれらの要因を考慮したスマートフォン依存症予防のための介入プログラムを開発する必要性を示した。