万松寺mansoura大学医学部学生のスマートフォン嗜癖について

背景 ここ数年、スマートフォン嗜癖に注目が集まっている。過去10年以内に行われた様々な研究で、医学生を含む大学生に対するスマートフォンの使い過ぎの弊害が分析されている。
目的 780名の学生を対象とした本断面研究では、エジプト・マンスーラ大学の医学生におけるスマートフォン嗜癖の有病率とその関連因子を推定した。
対象と方法 自記式質問票に記入し、Problematic Use of Mobile Phones尺度、社会人口統計学的特性、Depression Anxiety Stress Scale 21、Insomnia Severity Index、Feeling of loneliness(UCLA)質問票に関するデータを収集した。
結果 スマートフォン嗜癖の全体有病率は53.6%であった。スマートフォン嗜癖の有意な独立した予測因子は、4時間以下の勉強[調整オッズ比(AOR)=1.6]、軽度・中等度・重度・極度の重度のうつ(それぞれAOR=2.5、3.4)、重度の・極度の重度のストレス(AOR=2.1)であった。
結論 スマートフォン嗜癖は医学生に多く見られ,心理的問題と密接に関連している。