自傷行為とスマートフォン嗜癖。自傷行為を呈する青少年のコミュニティサンプルにおける年齢と性別の違い

  • Mancinelli, E., Sharka, O., Lai, T., Sgaravatti, E., & Salcuni, S. (2021). Self-injury and Smartphone Addiction: Age and gender differences in a community sample of adolescents presenting self-injurious behavior. Health Psychology Open, 8(2), 205510292110388. https://doi.org/10.1177/20551029211038811

本研究は、感情調節戦略として概念化されたスマートフォン嗜癖と非自殺性自傷行為(NSSI)に関連する変数(内面化、外面化の問題、自己制御、感情調節障害、アレキシサイミア)を特定し、年齢と性差も評価することを目的としている。検出力分析に基づき、N = 78人のイタリアの青年(11~19歳、Mage = 14.24; SD = 1.56; 73.1%が女性)を対象とした。段階的多変量線形回帰により、NSSIとスマートフォン嗜癖の相互関連性が証明され、特に思春期前の時期に関連することがわかった。低自制心はスマートフォン嗜癖と、感情調節障害とアレキシサイミアはNSSIと有意に関連する。本研究は、NSSIとスマートフォン嗜癖を感情調節戦略として概念化し、予防介入の重要性を支持するものである。