Smartphone Addiction and Eysenck’s Personality Traits Among Chinese Adolescents: A Meta-Analysis – PubMed
With the quickly rising popularity of smartphone among adolescents over the past decade, studies have begun to investigate the relationship between smartphone addiction and Eysenck’s personality traits. Despite numerous studies on this topic, however, findings have been mixed and there is a lack of…
- Xiong, S., Xu, Y., Zhang, B., Zhu, L., & Xie, J. (2022). Smartphone Addiction and Eysenck’s Personality Traits Among Chinese Adolescents: A Meta-Analysis. Frontiers in Psychology, 12, 794112. https://doi.org/10.3389/fpsyg.2021.794112
過去10年間に青少年の間でスマートフォンが急速に普及したことを受けて、スマートフォン嗜癖とアイゼンクの人格特性の関係を調査する研究が始まっている。しかし、このテーマに関する研究は数多くあるものの、知見はまちまちであり、この関係性についてのコンセンサスは得られていない。そこで、本メタ分析では、中国の青年におけるスマートフォン嗜癖とアイゼンクの性格特性との関係、およびそのモデレータの可能性を探ることを目的とした。文献検索とスクリーニングにより、33の研究が含まれ、79の独立した効果量と合計17, 737人の被験者から構成されていた。ランダム効果モデルが選択され、スマートフォン嗜癖は精神病性(r = 0.16, p < 0.001) と神経症性(r = 0.32, p < 0.001) と正の関連があったが、外向性(r = -0.06, p = 0.079) とは有意な関連がないことが明らかにされた。モデレーティング効果検定の結果、スマートフォン嗜癖と精神病性の関係には性別と研究発表年が有意に影響し、スマートフォン嗜癖と神経症性の関係には研究発表年が有意に影響することが示された。本研究は、中国の青少年におけるスマートフォン嗜癖とアイゼンクの性格特性との関係に関する初めてのメタ分析であり、この関係に関する先行研究の論争を明らかにするのに役立つ結果であった。