Psychometric properties of the smartphone addiction proneness scale in a sample of Malaysian adolescents | Chan | International Journal of Public Health Science (IJPHS)
Psychometric properties of the smartphone addiction proneness scale in a sample of Malaysian adolescents
- Kim, E., & Lee, K. (2022). Relationship between Smartphone Addiction and Sleep Satisfaction: A Cross-Sectional Study on Korean Adolescents. Healthcare, 10(7), 1326. https://doi.org/10.3390/healthcare10071326
本研究の目的は、韓国の青年54,948人を対象に、スマートフォン嗜癖と睡眠満足度の関係を分析することであった。本研究は、Korea Youth Risk Behavior Web-Based Survey(KYRBS)を活用した。従属変数は睡眠満足度であった。独立変数は、スマートフォン嗜癖度、使用時間であった。交絡変数として、性別、学校の成績、ストレス、うつ病、定期的な身体活動(PA)、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎を選択した。データ分析には、カイ二乗検定、ロジスティック回帰、独立t検定を実施した。カイ二乗検定の結果、睡眠満足度はすべての交絡変数と有意な関係を示した(すべてp<0.001)。すべての交絡変数を調整した結果、スマートフォン通常利用者の睡眠満足度は、スマートフォン依存症の高リスク利用者に比べ、有意に高かった(オッズ比:1.372、p<0.001)。1日のスマートフォン利用時間が2h~8hのスマートフォンユーザーは、睡眠に満足していない1日のスマートフォン利用時間が8h以上のスマートフォンユーザーに比べ、1.096~1.347倍(p=0.014~p<0.001)高い確率で睡眠に満足していることが分かりました。また、睡眠に満足していない群は、睡眠に満足している群に比べ、1日のスマートフォン平均利用時間、スマートフォン依存症尺度の総得点が有意に高かった(いずれもp<0.001)。結論として、韓国の青少年の睡眠満足度を向上させるためには、スマートフォンの利用を管理することが必要であろう。