コダグ郡の医学生におけるインターネットゲーム障害の有病率と関連要因: 横断的研究

  • Madeshan, A., Raja, N. S., Udayar, S. E., & Narasimha, B. C. (2024). Prevalence and Factors Associated with Internet Gaming Disorder amongst Medical Students in Kodagu District: A Cross-sectional Study. Journal of Medical Evidence, 5(1), 4–9. https://doi.org/10.4103/JME.JME_154_22

背景
若年層や学生のインターネット利用はここ数十年で増加している。インターネットのヘビーな利用は、彼らの嗜癖やインターネットゲーム障害(IGD)につながる。

目的
本研究は、カルナタカ州マディケリにあるKodagu Institute of Medical Sciencesの医学生におけるIGDの有病率と関連因子を推定するために実施された。

方法
2022年6月から7月にかけて、516名の医学生を対象に横断研究を実施した。普遍的サンプリング法を用い、事前にテスト・検証した質問票(IGD 20尺度)を用いてデータを収集した。データはExcelに抽出し、Epi Info(バージョン7.2)を用いて分析した。

結果
医学生のIGD有病率は23.25%(120人)であった。IGDの有病率は、男子48名(40%)よりも女子72名(60%)の方が高かった(P = 0.03)。寮に滞在している学生のIGDは112人(93.3%)と高く、昼間奨学生は8人(6.7%)であった(P = 0.003)。社会経済的地位が高くなるにつれて、学生のIGDも高くなった(P = 0.006)。

結論
医学生のIGD有病率は23.25%であった。女子学生、寮生、上流階級の学生はIGDを発症しやすかった。