Adaptation of Smartphone Addiction Inventory-Short Form to Turkish
Smartphone,addictive behavior,adolescence,reliability and validity,codependence
- Department of Public Health, Hacettepe University School of Medicine, Ankara, Turkey, Muharremoglu, Z. D., Paksoy Erbaydar, N., & Department of Public Health, Hacettepe University School of Medicine, Ankara, Turkey. (2021). Adaptation of Smartphone Addiction Inventory-Short Form to Turkish. ADDICTA: The Turkish Journal on Addictions, 8(1), 58–64. https://doi.org/10.5152/ADDICTA.2021.21012
本研究では、Linらがトルコの高校生を対象に開発したSmartphone Addiction Inventory-Short Form(SPAI-SF)の妥当性・信頼性を明らかにすることを目的とした。過去3ヶ月にスマートフォンを利用した578名の参加者から収集したデータを用いて、確認的因子分析(CFA)を行い、構成概念妥当性を分析した。基準妥当性には、Young’s Internet Addiction Test-Short Formを使用した。尺度の内部一貫性については,Cronbach’s alpha coefficientを算出した。109名の学生を対象に尺度のテスト・リテスト信頼性を実施した。項目分析は相関法を用いた。CFAの結果,x2/df=2.25,近似二乗平均誤差=0.047,比較適合指数=0.98,規範適合指数=0.96,増補適合指数=0.98となった。2つの尺度の合計得点の間には,高い正の有意な関係が認められた(r=0.57, p<0.001).内部整合性分析では,Cronbachのα値は0.85であった。初回と再試験の合計得点は高い正の相関を示した(r=0.68, p<0.001)。相関に基づく項目分析では、各項目について算出されたスピアマン相関係数は0.47から0.70(p<0.001)の範囲であった。SPAI-SFは、トルコ人高校生のスマートフォン嗜癖の高リスク評価のための測定ツールとして利用できる。