JCDR – Forward head posture, Musculoskeletal disorders, Neck disability index, Smartphone addiction scale-short version
Journal of Clinical and Diagnostic Research aims to publish findings of doctors at grass root level and post graduate students, so that all unique medical experiences are recorded in literature.
- Suresh, A., Sudhan, S., Mohan, P., & Ramalingam, A. T. (2021). Impact of Smartphone Addiction on Neck Pain and Disability in University Students. JOURNAL OF CLINICAL AND DIAGNOSTIC RESEARCH. https://doi.org/10.7860/JCDR/2021/49339.15029
はじめに
今の時代、インドでは教育のための教育、学習、コミュニケーションにスマートフォンの利用が何倍にも増えている。日常生活でスマートフォンを使用する機会が増えたことで、多くの筋骨格系の問題が発生している。頸部の障害は、身体の他の部位と比較した場合、最も一般的である。
目的
スマートフォン嗜癖が頸部の痛みと障害に与える影響を調べること。
材料と方法
このクロスディビジョン研究は、18~25歳のガーデンシティ大学の学生を対象に、非確率サンプリング手法で実施さ れた。データの収集は、2019年8月から9月にかけて行った。スマートフォンへの嗜癖度はSmartphone Addiction Scale Short Version(SAS-SV)、頸部障害はNeck Disability Index(NDI)を用いて測定し、回覧した。アンケートは電子メディアを通じて学生に共有され、108人の被験者が参加したが、100人だけが考慮された。データはIBM SPSS 20.0統計ソフトを使用して分析し、スマートフォン嗜癖尺度とNDIの相関を調べた。SAS-SVとNDIの関係を分析するためにスピアマンの相関検定が行われた。
結果
スピアマン相関分析の結果、大学生のスマートフォン嗜癖と首痛・首の障害との間には中程度の正の相関(r=0.682)があり、有意水準はp<0.01であることが明らかとなった。
結論
本研究では、スマートフォンの使用時間が長いと、頸部痛や頸部障害が顕著になると結論づけた。スマートフォン嗜癖に該当する学生には、スマートフォンの悪影響や使いすぎによる様々な筋骨格系の問題について、人間工学的なアドバイスや教育が必要であると考えられる。