看護学生のデジタル・スマートフォン嗜癖レベルとノモフォビアとの関係:記述的相関研究。

  • Çobanoğlu, A., Bahadir‐Yilmaz, E., & Kiziltan, B. (2021). The relationship between nursing students’ digital and smartphone addiction levels and nomophobia: A descriptive, correlational study. Perspectives in Psychiatric Care, 57(4), 1727–1734. https://doi.org/10.1111/ppc.12742

目的
本研究は、看護学生のデジタル嗜癖とスマートフォン嗜癖レベルおよびノモフォビアとの関係を調査することを目的とした。

方法
本研究は、記述的、相関的研究である。トルコ北東部に位置する大学の看護学生215名を対象に実施した。

結果
学生のノモフォビアレベルとスマートフォン嗜癖、デジタル嗜癖レベルとの間に正の中程度の相関が認められた(p<0.05)。回帰係数の分析により、スマートフォン嗜癖(β=0.765、p<0.01)はノモフォビアに有意に正の影響を与えることが明らかになった。

実践上の示唆
結論として、看護学生はノモフォビアを軽減するために、スポーツ、健康的な食事、睡眠などの健康・生活行動を身につけるために、専門的な心理的援助を受けるべきである。