The Association Between Smartphone Addiction and Sleep: A UK Cross-Sectional Study of Young Adults
Background: In a large UK study we investigated the relationship between smartphone addiction and sleep quality in a young adult population.Methods: We undertook a large UK cross-sectional observational study of 1,043 participants aged 18 to 30 between January 21st and February 30th 2019. Participan…
- Sohn, S. Y., Krasnoff, L., Rees, P., Kalk, N. J., & Carter, B. (2021). The Association Between Smartphone Addiction and Sleep: A UK Cross-Sectional Study of Young Adults. Frontiers in Psychiatry, 12, 629407. https://doi.org/10.3389/fpsyt.2021.629407
背景 英国の大規模研究において、若年成人層におけるスマートフォン嗜癖と睡眠の質との関係を調査した。
方法 2019年1月21日から2月30日の間に、18歳から30歳の1,043人の参加者を対象とした英国の大規模な横断観察研究を実施した。参加者は、対面式(n = 968)およびオンライン(n = 75)の両方の質問票を用いて、スマートフォン嗜癖尺度ショートバージョン、適応されたピッツバーグ睡眠品質スコア指数、スマートフォン使用削減戦略を報告した。スマートフォン嗜癖の危険因子、およびスマートフォン嗜癖と睡眠不足の関連を評価するために、粗ロジスティック回帰および調整ロジスティック回帰を当てはめた。
結果は以下の通り。1,701名のアンケートが返送され、そのうち1,043名が対象となり、年齢中央値21.1[四分位範囲(IQR)19-22]であった。7603名(73.2%)が女性で、406名がスマートフォン嗜癖を訴えた(38.9%)。参加者の多くが睡眠不足を開示し(61.6%)、スマートフォン嗜癖のある人では68.7%が睡眠の質が悪いのに対し、ない人では57.1%であった。スマートフォン嗜癖は睡眠不足と関連していた(aOR = 1.41, 95%CI: 1.06-1.87, p = 0.018)。
結論 検証済みの測定器を使用すると、39%の若年成人がスマートフォン嗜癖を報告した。スマートフォン嗜癖は、使用期間とは無関係に睡眠不足と関連しており、時間の長さを有害な使用の代理として使用すべきではないことが示された。