看護学生のスマートフォン嗜癖と交流不安の関係。記述的関係探索者型研究。

  • Tastan, S., Tastan, B., Ayhan, H., Iyigun, E., Kose, G., & Tekaut, A. (2021). Relationship between nursing students’ smartphone addiction and interaction anxiety: A descriptive relation‐seeker type study. Perspectives in Psychiatric Care, 57(4), 1922–1928. https://doi.org/10.1111/ppc.12767

目的
本研究は、看護学生のスマートフォン嗜癖と交流不安の関係を調査することを目的とした。

デザインおよび方法
333名の学生を対象とした記述的関係探索型研究である。スマートフォン嗜癖尺度-短編版と交流不安尺度を用いた。

調査結果
調査に参加した学生のうち、12%がスマートフォン嗜癖のリスクを有していた。使用した2つの尺度の得点の間には、統計的に有意な相関が認められた。

実践への示唆
スマートフォン嗜癖のリスクが高まるにつれて、交流不安も高まっており、スマートフォン利用を制限する指導が必要であることが示唆された。