An Investigation into Smartphone Addiction with Personality and Sleep Quality among University Students
Over the past two decades, smartphones have become common, and the accompanying devices have also become much more popular and easily accessible worldwide. With the development of smartphones, accompanied by internet facilities, excessive smartphone use or smartphone addiction may cause sleep distur…
- Lane, H.-Y., Chang, C.-J., Huang, C.-L., & Chang, Y.-H. (2021). An Investigation into Smartphone Addiction with Personality and Sleep Quality among University Students. International Journal of Environmental Research and Public Health, 18(14), 7588. https://doi.org/10.3390/ijerph18147588
過去20年の間に、スマートフォンが一般的になり、それに付随する機器も世界的にかなり普及し、簡単に手に入るようになった。スマートフォンの発達に伴い、インターネット設備を伴うため、スマートフォンの過剰使用やスマートフォン嗜癖は、睡眠障害や日常生活機能障害を引き起こす可能性がある。本研究では、性格特性とスマートフォン嗜癖の関連性、および睡眠障害への影響について検討することを提案した。本研究では、平均年齢20.22歳の大学参加者422名(男性80名、女性342名)を募集した。すべての参加者に以下のアンケートを実施した。スマートフォン嗜癖調査(SPAI)、三次元性格質問票(TPQ)、中国版ピッツバーグ睡眠質問票指数(CPSQI)である。その結果、性格特性として新規性追求(NS)の傾向が高い人は、NSの傾向が低い人に比べて、スマートフォン使用に対する嗜癖になりやすいことがわかった。さらに、NSであるという特性や特定の衝動性因子が強い人ほど、SPAIの総得点が高いことがわかった(p<0.05)。さらに、線形回帰分析により、SPAIの離脱症状やTPQの予期不安因子の得点が高い人ほど、CPSQI総得点が高い傾向にあることがわかった(p<0.05)。これらの情報は、スマートフォン嗜癖に陥りやすい性格特性を持つ人の予防や、スマートフォンの集中的な使用を減らすための介入プログラム、スマートフォン使用管理能力を高めるためのプログラム設計に有用であると考えられる。