看護学生におけるスマートフォン嗜癖に関連する要因について

  • Lobo, L. M. das G. A., Évora, Y. D. M., Santos, A. M. R. dos, Gouveia, M. T. de O., & Andrade, E. M. L. R. (2022). FACTORS ASSOCIATED WITH SMARTPHONE ADDICTION IN NURSING STUDENTS. Texto & Contexto – Enfermagem, 31, e20210045. https://doi.org/10.1590/1980-265x-tce-2021-0045

目的 看護学生におけるスマートフォン嗜癖に関連する因子を分析する。方法 記述的、相関的、量的研究、2019年4月から6月まで、ブラジル北東部の2つの公立大学で実施。データ収集の目的で、社会人口統計学的特徴、アルコール使用障害識別テスト(AUDIT)、ピッツバーグ睡眠品質指数(PSQI)、スマートフォン嗜癖目録(SPAI)スケールの4つの尺度を使用した。結果看護学生の大半は女性で239名(80.2%)、平均年齢は22歳であった。1605人(55.4%)が人種的にブラウンと申告し、236人(79.2%)が勉強のみ、11人(37.2%)が最低賃金を1~2回分の家計収入としていた。配偶者の有無については、277人(93.0%)が独身で、168人(56.4%)が両親と同居していた。身体活動を実践していない人は220人(67.8%)、タバコを吸ったことがない、または吸った期間が1ヶ月未満の人は269人(90.3%)であった。看護学生のスマートフォン嗜癖の全体的な有病率は142人(47.7%)であった。看護学生のスマートフォン嗜癖に関連する要因は以下の通りであった。AUDIT(p=0.036)、PSQI総合スコア(p<0.001)、睡眠の質(p=0.008)、睡眠潜時(p=0.001)、薬の使用(p=0.050)、日中機能不全(0.000)であった。結論 大学内外でスマートフォンを合理的に使用するための教育的介入を開発し、健康増進と関連併存疾患の予防のための公共政策を開発する必要性がある。