看護学生のスマートフォン嗜癖予防に関する知識に対する構造化教育プログラムの有効性

  • Pardhi, S., Satpute, S., & Kale, A. (2022). Effectiveness of Structured Teaching Programme on Knowledge Regarding the Prevention of Smartphone Addiction among Nursing Students. International Journal of Health Sciences and Research, 12(1), 70–77. https://doi.org/10.52403/ijhsr.20220110

スマートフォン嗜癖は、ノモフォビアとも呼ばれる。(ノモフォビアとは、モバイル接続から切り離されることへの恐怖を意味する)スマートフォン嗜癖は、主に学生に見られ、身体的・心理的な両面で健康に影響を及ぼすと言われている。
方法と材料 本研究は、一群の事前テストと事後テストのデザイン(準実験研究デザイン)であり、研究のための集団はGNM看護学生であった。サンプルは60人のGNM看護学生から構成されている。また、アンケートの信頼性は、カール・ピアソン式で評価した。
結果 プレテストでは、23.33%のGNM看護学生が不十分な知識レベルであり、61.66%のGNM看護学生が中程度の知識レベル、15%のGNM看護学生のみが十分な知識レベルであった。ポストテストでは、8.33%のGNM看護学生が不十分な知識レベルであり、20.66%のGNM看護学生が中程度の知識レベル、70%のGNM看護学生が適切な知識レベルであった。試験前の平均点は14.60点(24.33%)、試験後の平均点は21.65点(36.08%)であった。
結論 本研究では、スマートフォン嗜癖の予防に関する知識が事前テストで不足していることが明らかになった。テスト後の知識は増加し、構造化された教育プログラムはスマートフォン嗜癖の予防に関する知識に対して効果的であることが明らかになった。