Influence of smartphone use motives on smartphone addiction during the COVID-19 epidemic in China: the moderating effect of age – PubMed
With the development of science and technology, the phenomenon of smartphone addiction has become very common. However, smartphone addiction has adverse consequences. To date, few studies have examined psychological crises and smartphone use motives during the coronavirus disease 2019 (COVID-19) pan…
- Wen, F., Ding, Y., Yang, C., Ma, S., Zhu, J., Xiao, H., & Zuo, B. (2022). Influence of smartphone use motives on smartphone addiction during the COVID-19 epidemic in China: The moderating effect of age. Current Psychology. https://doi.org/10.1007/s12144-022-03355-w
科学技術の発展に伴い、スマートフォン嗜癖という現象は非常に一般的になってきた。しかし、スマートフォン嗜癖は有害な結果をもたらす。これまで、COVID-19流行時の心理的危機とスマートフォン使用動機について年齢別に検討した研究はほとんどない。そこで本研究では、さまざまなタイプのスマートフォン使用動機がスマートフォン嗜癖に及ぼす影響を検証し、青年と成人における年齢のモデレーティング効果を探ることを目的とした。合計1346名(成人600名、青年746名)がスマートフォン利用動機とスマートフォン嗜癖に関するアンケートに回答した。その結果、スマートフォン使用動機とスマートフォン嗜癖の間に有意な正の相関があることが示された。モデレーションモデルでは、気分調節、社会的関係、娯楽、適合性がスマートフォン嗜癖を有意かつ直接的に予測したが、知覚的な楽しさは予測しなかった。年齢は、スマートフォン嗜癖の予測において、調整的な役割を果たした。10代と成人ではスマートフォン利用の動機が異なり、動機の違いによって青年と成人では影響も異なる。青年は成人より対処動機と適合動機が高く、青年の場合、快楽知覚動機がスマートフォン嗜癖に有意な影響を与える。成人の場合、知覚的快楽動機と社会的関係動機がスマートフォン嗜癖に有意な影響を与える。したがって、さまざまな人の使用動機を調査することで、スマートフォン嗜癖に対する介入策を開発することができ、スマートフォン嗜癖に対する介入策を開発する際には年齢を考慮する必要がある。