インドネシアの小学校における親の子育てスタイルとスマートフォン嗜癖の関連性

  • Budiarti, A., Sustrami, D., & Febriani, V. (2022). The CORRELATION BETWEEN PARENTING STYLES AND SMARTPHONE ADDICTION AMONG PRIMARY SCHOOL STUDENTS IN INDONESIA. Undefined. https://www.semanticscholar.org/paper/The-CORRELATION-BETWEEN-PARENTING-STYLES-AND-AMONG-Budiarti-Sustrami/a99d0e6c3b0c19c2a936ee76b7044d2eab6259ac

はじめに スマートフォンの長期使用は、子どもの身体的・心理的状態に影響を与える。スマートフォン遊びの影響を克服するために、親はスマートフォン使用を監督する必要がある。本研究の目的は、インドネシアにおける子育てスタイルと子どものスマートフォン嗜癖率との相関を明らかにすることである。材料と方法 研究のデザインは、横断的アプローチによる相関的分析を用いた。対象者は、インドネシアのイスラム系小学校の4年生、5年生、6年生の小学生である。比例層別無作為抽出法を適用し、70名の生徒を回答者とした。データは、親権者質問票(PAQ)およびスマートフォン嗜癖質問票を用いて収集した。データ分析は、カイ二乗検定を用いた。結果 ほとんどの学生が民主的な子育てスタイルの両親を持ち(48.6%)、ほとんどの学生が中程度の嗜癖を経験していた(54.3%)。カイ二乗検定では、子育てとスマートフォン嗜癖の関係が示され、ρ=0.042という結果が得られた。結論 本研究では、適切な子育てをすることでスマートフォン嗜癖の発生率を下げることができるため、親は効果的な子育てを施す必要があることが示された。学校は、スマートフォンの過度な使用による影響について、常に社会化という形で方向性を示し、指導することが必要である。看護職、特に地域の保健所は、学校と連携し、スマートフォン使用の影響について社会化することで、スマートフォン嗜癖の発生を最小限に抑えることができると期待される。