思春期テコンドー選手のスマートフォン嗜癖とトレーニング態度、運動コミットメントとの関連性

本研究の目的は、青少年テコンドー選手のスマートフォン嗜癖、トレーニング態度、運動コミットメントとの関係を調査することであった。この目的のために、ソウル、京畿道、仁川に住む青少年テコンドー選手320人のデータを収集した。
収集されたデータのうち、回答の欠損がある 11 部分を除き、309 部分を最終的な有効標本とした。収集されたデータの処理については、AMOS 23.0プログラムを用いて記述統計、確証的因子分析、信頼性分析、構造モデル分析を行い、以下の結果を導き出した。
第一に、スマートフォン嗜癖は、トレーニング態度にマイナス(-)の影響を与えることがわかった。第二に、スマートフォン嗜癖は、運動コミットメントに統計的に有意な影響を及ぼさないことがわかった。
第三に、トレーニング態度は運動コミットメントに正の(+)影響を与えることがわかった。第四に、スマートフォン嗜癖は、トレーニング態度を媒介として、運動コミットメントにマイナス(-)の効果を持つことがわかった。