[PDF] The Impact of Smartphone Addiction on Chinese University Students’ Physical Activity: Exploring the Role of Motivation and Self-Efficacy | Semantic Scholar
Background Previous studies showed that smartphone addiction (SA) can lead to reduced physical activity (PA), but only a few studies have explored the impact of SA from psychological perspective closely related to PA. This study aimed to examine the extrinsic and partial psychological factors leadin…
- Lin, B., Teo, E., & Yan, T. (2022). The Impact of Smartphone Addiction on Chinese University Students’ Physical Activity: Exploring the Role of Motivation and Self-Efficacy. Undefined. https://www.semanticscholar.org/paper/The-Impact-of-Smartphone-Addiction-on-Chinese-the-Lin-Teo/114a3d2055218e163a45ac04a59815473dc8205b
背景 これまでの研究で,スマートフォン嗜癖(SA)が身体活動(PA)の減少につながることが示されているが、PAと密接に関連する心理的観点からSAの影響を検討した研究はわずかであった。本研究では、構造方程式モデリング分析を用いて、PAの減少につながる外発的・部分的な心理的要因について検討することを目的とした。方法 中国河南省の10大学の男子学生628名、女子学生1159名を対象に、アンケート調査アプリ「Questionnaire Star」を用いてオンライン調査を実施した。本研究では、スマートフォン嗜癖と身体活動の関係において、3種類の動機(内発的動機、身体関連動機、社会的動機)および自己効力感の媒介効果をそれぞれ検証するために3つのモデルを使用した。結果 スマートフォン嗜癖が身体活動の低下を招くことが確認された。第二に、自己効力感はスマートフォン嗜癖と身体活動を媒介するが、3種類の動機の媒介効果は有意でなかった。第三に、スマートフォン嗜癖は、内発的動機と身体関連動機には影響を与えず、社会的動機に正の影響を与えることが分かった。最後に、動機のタイプが内発的動機から外発的動機に変わるにつれて、自己効力感の媒介効果が強くなる。結論 本研究により、スマートフォン嗜癖は社会的動機の増加と自己効力感の低下をもたらし、個人の身体活動への参加に対する潜在的な障壁となることが示された。本研究の結果は、中国および世界における、特にスマートフォン嗜癖が問題となっている大学生を対象とした身体活動介入を今後設計する上で、新たな視点を提供するものである。